女子に人気の職業の上位に挙がる保育士
世の中にはたくさんの職業がありますが、特に女子の中で人気があるものとして常に保育士があります。
小学生くらいの女性にアンケートを取ると、なりたい職業のうち常に保育士が挙がり、憧れの仕事となっています。
保育士として働く人のほとんどは保育園などの児童施設で働き、毎日子どものお世話や教育を行っています。
また、児童館や児童保護施設などの公共機関で働く保育士もいて、異なる立場でそのスキルを活用しています。
子どもが好きでこの仕事を選んでいる人がほとんどですので、やりがいを感じながら仕事をしているケースが大多数を占めています。
一方で、保護者とのトラブルが多くなったり、体力的に負担を感じたりと、難しさを抱えることもあります。
仕事の拘束時間が長くこともありますし、給料が低めだという実態もありますので、希望と現実の差を見る人もいます。
こうしたことから、国や自治体が様々な対策を講じていて、保育士が働きやすい環境を作ることに努力が向けられています。
学校に通って保育士の資格を取るのが一番の近道
保育士として働くためには、国家資格を取らないといけません。
この国家資格を取るためには、主に二つの道があります。
一つは、保育士を養成するための学校に通うことです。
児童関連の教育がなされる大学や短大を卒業することで自動的に資格を取ることができます。
しかし、短大の場合は短い期間で講義や実習など、様々なカリキュラムをこなさないといけないので、かなり忙しい学生生活を送ることになります。
また、数は多くありませんが、保育士の養成を行っている専門学校もありますので、そこで資格を取ることもできます。
もう一つの道は、国家試験を受けてパスするということです。
この国家試験は基本的にほとんどの人が受けることができますので、指定された学校に通っていなかった人や、他の業界から転職したいという人はこの道を選ぶことになります。
通信講座などでも保育士試験の対策ができますので、毎年たくさんの人が受験します。
しかし、合格率は例年10パーセント程度となっていますので、難度が高い国家試験となっています。
こうしたことを考えると、保育士になるためには、最初から指定された学校に通って資格を取るのが近道と言えます。
やりがいのある楽しい仕事
保育士は、子どもたちに囲まれて毎日仕事ができますので、とても楽しい職業です。
もちろん、大切な子どもを預かっていますので責任は大きいですが、その分やりがいもあります。
保育士専門の求人サイトでは、各園の特徴や方針を確認した上で応募することができるので、自分に合った就職先を探しましょう。
また保育園以外の保育施設の求人を探すことも可能、また地域別に探すとよいでしょう。
子どもたちの個性を伸ばしてあげて社会に送り出すというのは、社会全体で見ても大切なことですので、意義のある仕事と言えるでしょう。