スケジュールをしっかり立てて勉強する
介護・福祉に関連する資格取得を目指す人は、学生から社会人までさまざまです。「忙しさのあまり勉強時間を確保できなかった」「ざっくりとしたスケジュールで決めてしまった」という状況にならないためにも、試験日から勉強できる日を逆算し、細かくスケジュールを立てて学習を進めましょう。
暗記する内容があればそれをいつまでに覚えるか、問題集をがっつり行う日なら、問題を解くまでの時間もある程度計算しておくと、計画通りに進められます。
過去問を解く
ベストなコンディションで試験に臨むためにも、実際の試験問題に慣れることが大切です。基礎知識をいくら身につけても、問題に慣れていないと混乱してしまい、良い結果を出せない可能性があります。
過去問を繰り返し解くことで、問題範囲やよく出る問題の傾向を知ることはもとより、苦手分野や時間配分なども把握できるのが大きな利点です。予想外の問題でパニックにならないためにも、繰り返し問題を解いて当日に備えましょう。
自分にあった勉強法で勉強する
合格を目指すには、自分にあった勉強法で学習を進めるのがおすすめです。例えば介護福祉士の資格取得を目指す場合、独学・通信教育・オンラインスクール利用の3つの勉強法があります。
独学の場合は、国家試験の過去問題集や解説テキストを利用して自己学習を進めましょう。勉強時間を自分で確保する必要があるぶん、スケジュール管理はとりわけ必須です。
通信教育を利用する際は、自分に適した通信プランを選びましょう。半年から1年程度のカリキュラムが組まれているので、その内容に応じて学習を進められます。独学では絶対に挫折するという方におすすめの方法です。
必ず合格したい！誰かのサポートが欲しいという方は、オンラインスクールの利用がぴったりです。オンライン講座ではその道に特化した講師から学べ、質問や不明点があればその場で確認できます。オンラインのため、通学にかかる交通費は不要。そのぶん費用がかかるため、予算と自分にあった勉強スタイルを考慮したうえで選びましょう。
苦手分野も復習する
自分の苦手分野を理解したら、その部分をしっかり復習することも大切です。得意とする分野で点数を稼ごうという考えではなく、苦手分野も復習し確実に点数を取れるようにしておきましょう。間違った部分には付箋を貼る・間違えやすい問題リストを作ると、苦手対策を行いやすくなります。
勉強できる環境を整える
集中して勉強できる環境づくりも大きなポイント。例えば実家暮らしの学生や家族がいる社会人の場合、家族の声やテレビの音で集中できない場合もあるかもしれません。そんなときは思い切って場所を変えてみましょう。私語の少ない図書館やレンタルスペースがおすすめです。
一人暮らしや学生寮、学生マンションで勉強している人は、勉強しやすい部屋にカスタマイズするのも一つの手です。ワンルームや1Kに住んでいる人は、勉強が集中できるよう寝室と勉強スペースを、間仕切りや棚で区切りましょう。
もし、勉強デスクを新たに購入する場合は、本が広げられる・ノートPCが置けるなど、勉強スタイルに適したサイズのデスクを選ぶのがおすすめです。