福祉・リサーチ

環境と仕事

PAK75_kokkaimaenodouro20140905154343-thumb-815xauto-17709時代によって、求められる仕事というのは変わってきます。
現代において、そしてさらに未来において求められることがほぼ確実と考えられている仕事として「介護」の仕事や「福祉」の仕事というものがあります。
では、何故今後この仕事が注目を集め、需要を集めることになるのでしょうか?
その背景には現代の日本が抱えている、社会的な病理が関係しています。

日本が抱えている特大の病理であるのが「少子高齢化」です。
この問題は様々なメディアなどで取り上げられ、議論されていることを見かけるでしょう。
しかし、深刻な問題だとは思っていない人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこの問題、放っておけば国が滅びるというようなレベルの深刻極まりない問題なのです。

2010年の統計によると、日本の人口は1億2806万人です。
そのうち、生産年齢人口は全体の63%前後となっています。
これに対して高齢化率、65歳以上の年齢の人が占める割合が23%と、かなり高い割合です。
合計特殊出生率という新しく生まれる人口の推移も下がってきており、今後はどんどん老齢者が多くなり、労働者が少なくなり、かつ子供が少なくなることによって人口自体も減少していく時代が始まることになります。

この人口のピラミッドの変化が起こる分水嶺であると計算されているのが2020年です。
この頃を境目にして、人口が減少に転じ始めると試算されています。
この時期からはさらに労働人口は少なくなっていき、高齢者人口は高くなっていきます。
大きく人口比率が動くと考えられるのが2040年頃で、この頃には労働人口割合が60%以下に突入し、老齢人口率が30%を突破します。

そして2060年には、生産年齢人口が50%、高齢化率が40%という、あたりを見渡せば若い人とお年寄りが同じぐらいの比率で存在する国となるわけです。
こうなった時、当然ながら発生するのが医療と福祉の問題でしょう。
日本は平均寿命の長い国ではありますが、実は健康寿命はそれほど長い国ではありません。
多くの人が介護や福祉に支えられて、「自立」出来ない状態で生きているのです。

しかしながら、現在福祉の職場というのは、なかなか厳しい状況にあります。
この状況を作り出すのに関係しているのが、福祉の仕事にあまりにもメリットが少ないことでしょう。
いわゆる3Kと呼ばれる職場であることもあり、そもそも人が来たがらないのがまず問題です。
そして、人数が足りないために更に仕事が厳しくなり、離職率が高くなってしまうという悪いスパイラルに突入しつつあります。

この状況を変えるには、より多くの人が福祉職に興味を持つようになってもらわなければなりません。
そのためには、やはりこの福祉の仕事が良い仕事である、ということが知られる必要があります。
もちろん待遇面なども各所に頑張ってもらって上げて貰う必要がありますが、それ以外の部分でもこの仕事にはやりがいがある仕事なのだ、ということを周知しなければなりません。

福祉職リサーチ

それでは、当サイトではどのようなことを紹介するのかについて、簡単に紹介しておきます。
まず最初に紹介するのは「福祉職紹介」についてです。
一口に福祉の仕事と言っても、実はその仕事というのは非常に多岐に分かれています。
こちらのカテゴリーでは多くの福祉の仕事について紹介し、それぞれがどのような仕事であり、どのようにすればその仕事に就くことができるのかについて紹介します。

次に紹介するのは「福祉職探し」についてです。
福祉職は前述の通り売り手市場であり、人数が足りていない状況であるため、「選ばなければ」仕事はあります。
しかしながら、やはり長く続けていくためには「選ぶ」ことも重要になるでしょう。
ここでは福祉職を探す上で知っておきたいことについて幅広く紹介します。

当サイトをご覧になって下さっているということは、少なからず福祉の仕事に興味があるということだと思います。
是非、その興味を意欲に変えて、福祉の未来を、引いては日本の高齢化後の社会を支える要となって頂ければ幸いです。
当サイトはその一助とでもなれば幸いです。

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